2013.02.15 ご挨拶
 昭和30年5月、喜屋武朝徳先生から仲里常延先生に受け継がれた空手道が「少林寺流」と命名されてから今年で58年となります。その間、些かの潤色も加えることなく脈々と受け継がれ、志を一にする道友と修行できることを大変嬉しく思っているところであります。常延先生からは、常々「稽古はいつでも、どこでも出来る。その気概でもって空手道の本質を掴め」とのご教示をいただきました。沖縄は空手道発祥の地であることに間違いなく、そこに立つ身の重責を痛感しますが、私は「いつでも、どこでも」ということを大事にしたいと考えています。つまり、特定の場所を恰も聖地化してしまうことはあまりに情緒的であり、永く伝承していく観点からは本質が崩壊する危険性を内包しているのだと考えています。師は常に心にあり、その理念の継承こそが重要であり、回想的やファンタジックに陥らずに有りのままを通していきたいと思います。常延先生は「真実」という言葉を最も重要と考えていましたので、常延先生ご存命の時も含めて恥ずべきことのないよう謙虚でありたいと、このホームページを立ち上げることにしました。
 先達の築いた歴史を、「百尺竿頭進一歩」の精神で、認可いただいた継承者として正しく伝えていく所存ですので今後ともよろしくお願いします。

宗家 仲里 武思