少し秋めいた東京(沖縄県民の感想)、全沖縄少林寺流空手道協会初となる首都圏におけるセミナーが開催された。首都圏の道友とは長い付き合いになるが、意外にも実施していなかったので良い機会をいただいたと思う。総勢37名が参加し、ほぼ沖縄と同じ稽古内容で進めていき、極力全員を見ることを心掛けたがなかなかこれが難しい。ただ彼等の真剣さがビシビシ伝わってきたので、こちらも力が入り少し疲れを感じるほどである。(あまりそういうことはないのだが)。冷房の効いた会場であったが、熱気で全員が大粒の汗をかき道衣の重さも倍くらいに感じられたのではないだろうか。今回伝えたかったのは、沖縄少林寺流空手道を体で感じて欲しく、一つ一つの技を丁寧にかつ全力でぶつかっていくことの重要性である。終了後の参加者それぞれの表情を見ているとその目的は達成されたのではないか。今後も皆で精進していこう。
その後、懇親会があり昼間蒸発した水分補給に大勢の方が参加し大いに盛り上がった。加えて、北海道料理が大好物の私に合わせてくれたのか、店の選択も素晴らしく慌ただしかった1日が心地良く終わっていく感があった。お店が用意してくれた『沖縄少林寺流空手道御一行様』にはビックリしたが、東京支部の心遣いに感謝。さあ、今から少林寺流空手道の継承に全力投球。
第18回全沖縄空手道連盟空手選手権大会が沖縄国際大学体育館において実施された。今年から型と組手の同日開催となりスケジュール的にはタイトであるが、選手諸君には日頃の稽古を試せる機会が増える事から意義ある大会になる。当協会からも可能な限りエントリーし優勝目指して全力でぶつかった。しかし、勝負は勝ちがあれば負けも当然ある訳で、なかなか簡単には決勝まで進ませてもらえることは出来ない。そんな中、一般女子型の決勝は全沖縄少林寺流空手道協会の同門対決となり、大いに楽しませてもらった。ここ10年以上引っ張ってきた千春と抜群のセンスの良さで急激な伸びを見せている莉緒の新旧対決であるが、3対2の僅差で経験豊富な千春に軍配が上がった。体調を崩し万全でない中での優勝は立派であるが、若手の台頭に勇気付けられる一日であつた。
剛柔流、上地流、そして少林寺流のそれぞれがレベルアップが図られており、来年以降益々盛り上がっていく事を願っている。私も久しぶりに型、組手の審判を携わり選手諸君の真剣な勝負に心地良い時間を過ごすことができ、日頃のリフレッシュができた気がする。みんな更に頑張ろう!